卵巣の老化

卵巣の老化って?

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卵巣の老化って?

 

テレビや雑誌を見ていると、何かにつけて「◯◯年齢」というフレーズをよく目にします。例えば、「お肌年齢」とか「血液年齢」とか、、、

 

これと同じように、「卵巣年齢」という言葉も見ることがありますが、ちょっと???だと思います。

 

これを知っていたからといって、どうしたものでもありませんが、卵巣は命を生み出す重要な臓器なので、寿命と同じくらい関心をもってもいいのかな、と思います。時間があったら、ぜひ読んでください。


赤ちゃんも卵子を持っている?

卵巣=卵子と読み替えても良いと思いますが、
そもそも女性はどのくらいの数の卵子を持っているか知っていますか?

 

卵巣内には、卵子の元となる卵子が入ってる袋=「原始卵胞」(げんしらんぽう)が
たくさん存在しています。

 

この原始卵胞は、成長とともに作られていくようなイメージがありますが、
実際には、生まれた時にはすでに卵巣の中にあるんです。
オギャー!と生まれた時には、もう卵子を持っているなんてスゴイですね。

 

その数200万個だということです。

 

そして、生まれて月経が始まるまでの思春期の間に
約160万個から170万個が自然に消滅し、
月経がはじまる頃には、30〜40万個にまで減ってしまっているようです。

 

卵子は月経の度に1000個消滅する

10歳から50歳まで、毎月排卵したとしても、
毎月1個×12ヶ月×40年の単純計算をしても、
せいぜい500個の卵子があればいい計算になります。

 

500個といったら、月経がはじまる頃に持っている30〜40万個の原始卵胞の
0.2%にも満たない数です。

 

でも、実際には50歳ころになると女性は閉経し、閉経した女性の卵巣に
原始卵胞は見つからないんです。
あんなにたくさんあった原始卵胞がどこに行ってしまったのか、疑問ですよね。

 

実は、排卵される卵子は1個でも、たくさんの数の原始卵胞が
同時に成熟の準備に入るんです。

 

成熟した卵子はたくさん出来上がるのですが、
排卵される1個以外の排卵されない卵子はそのまま死滅してしまいます。
一回の月経で約1000個が消滅しているようなので、
1日にすると30〜40個が減り続けている計算ですね。

 

そして35歳くらいになると、原始卵胞は生まれた時の1〜2%くらいしか
残っていません。
原始卵胞は、まるで砂時計のように刻一刻と落ちていき、なくなっていくということで、
これが「卵巣の老化現象」なんです。

 

まあ、これは学術的にいわれている事で、自分の原始卵胞の数が本当はいくつあるのか、
正確な数字を知る事はできませんけどね。

 

卵子の質も落ちる?

卵子の「数」が年々減っていくことは分かりましたが、
卵子の「質」は年齢とともにどうなるのか?劣化するのか?

 

これは素人の私には分かりませんが、
多分、こういうことが言えるんじゃないかと思います。

 

原始卵胞は生まれた時から体内にあるので、
自分の年齢と同じだけ年を重ねることは間違いないですよね。

 

つまり、20歳の時で排卵した卵子は20年たった卵子で、
40歳の時に排卵した卵子は40年たった卵子といえます。
常に卵子の年齢は自分の年齢と同じです。

 

卵子が老化して(年を重ねて)卵子の見た目の色が悪くなるとか、
しわしわになるかどうかは分かりませんが、
卵子が老化すると、排卵が行われても、
卵子としての機能を失っているじゃないかなと思います。

 

例えば、染色体異常をもつ卵子が増えるとか、受精卵になったとしても育たない、
育っても着床しない、着床しても流産してしまうというように、、、

 

多くの40代の女性は「女盛り」だと思っていると思います。
でも、「卵巣盛り」は月経がはじまるころから20代です。
いえ、極論を言えば、この世に誕生した瞬間かもしれません。

 

いずれにしても、卵巣は、女性が老化を実感するより
ずっと早く老化してしまう臓器だ思って、いたわることが大切ですね。