卵巣

卵巣について知っておきたいこと

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卵巣は女性の体調に一生を通して大きな影響を与える臓器

卵巣嚢腫のことについて書く前に、このページでは
あえて「卵巣」のことについて書きたいと思います。

 

というのも、女性の象徴と言えば、子宮を想像することが多く、
卵巣は毎日の生活の中で意識されることがほとんどありません。

 

確かに子宮は、あかちゃんを産む大事な臓器ですが、
それ以外に大きな機能はなく、極端なことを言えば、
単なる袋にすぎません。

 

精神的なダメージと妊娠できなくなるということを
度外視すれば、子宮を摘出することが
女性の体に影響をあたえることはありません。

 

子宮の病気を持っている人からしたら許せない表現だと思いますが、
子宮なんてとるに足らないものだと言っているのではなく、
どちらも大事です。

 

でも、軽視されがちな卵巣こそが、
女性の体調に一生を通して大きな影響を与える臓器です。

 

そういう意味で、卵巣のことを正しく知っておくことが
大事だと思ったので、ぜひ読んでほしいと思います。

 

言うまでもありませんが、卵巣は子宮の両側に
1つずつぶら下がっています。

 

20代から40代の女性であれば、
大きさは親指くらいで、重さは5〜8グラム程度のようです。

 

表面は白っぽく、少し凸凹があり、
硬く、あえて言えばアーモンドに似ているということです。

 

で、重要なのが卵巣の機能です。

 

さきほど、卵巣こそが女性にとってなくてはならない臓器
だと言いましたが、何も次の世代の元になる卵子を
持っているということだけではありません。

 

女性を女性らしく、規則正しく月経を起こすための
女性ホルモンを作っているのも卵巣です。

 

卵巣には、排卵と女性ホルモンの分泌という
2つのとても重要な働きがあるのですが、
普段はそんなスゴイ役割があると意識すらしないと思います。

 

女性が卵巣の力、女性ホルモンの力をはじめて実感するのは、
卵巣の機能が低下する更年期に入って、
更年期障害に悩まされる時かもしれません。

 

卵巣の重要性はまだあります。
卵巣は、体の中で独立して働いているわけではありません。

 

脳の中からも周期的に分泌されるホルモンがあるのですが、
実は、卵巣から分泌されるホルモンは、
脳からのホルモンと絶妙なバランスで
お互いをコントロールしているということなのです。

 

つまり、卵巣の異常は卵巣にだけ影響があるわけではなく、
脳=体全体に影響を及ぼすということに他なりません。

 

ここまで聞くと、卵巣の重要性がよく分かりますね。

 

重要な器官であるがゆえに、
卵巣はさまざまな病気が発生します。

 

その一つが卵巣腫瘍(卵巣嚢腫)なのですが、
体の中で腫瘍の種類が一番多いのが卵巣で、
一番大きな腫瘍を作るのも卵巣だということです。

 

酷使する臓器であるからでしょうね。

 

次のページからは、いよいよ本題に入っていきます。

 

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